訃報・ジョン・ピール
イギリスのBBC、ラジオ1のDJジョン・ピールさんが心臓発作のために亡くなりました。彼は65歳で心臓の持病を持ち、休暇先のペルーでも体調がよくなかったようです。
60年代の初めにアメリカでDJをやっていたジョン・ピールは67年にイギリスへと戻り(イギリスが彼の母国)ラジオ・ロンドンに勤めました。インディー・ロック、パンク、エレクトロニカにも興味を持ち続ける、『クールな60代』でした。多くの人は年を取るごとに音楽に対する興味というものを失ってゆき、ごく限られた範囲のものしか受け入れなくなってゆく中、彼の広範囲に渡るアンテナは素晴らしいものでした。
私も昔にブートレッグの「ジョン・ピール・セッションズ」という、色々なバンドのライブ音源を数多く聴きました。最近ではホワイト・ストライプスかな。ほとんど英語を聞き取ることができなかったのにラジオプログラムを録音してもらい、「外国はすごいなぁ」と感じていたことを思い出します。
ジョン・ピール(1939-2004)
Broadcaster John Peel was the champion of British music for nearly 40 years on his late-night Radio 1 show. He led the way in promoting new acts, from David Bowie, through Joy Division to the White Stripes
昔に聴いていたものをちょっと
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ジョン・ピールはお気に入りの曲UndertonesのTeenage Kicksをプッシュしてヒットへと結びつけたということでも印象に残っています。