新潟がんばれ

ちょっとデリケートな問題。これはしんどい状況に陥っている人に対して、自分がどう接するのかということを考える機会になるかもしれません。
「頑張れ」という言葉は、実際に被災された方にとって追いつめられるように感じられるかもしれないから言うのを止めようと考えようという事ではなく、無責任に励ましの言葉を発する前に「ちょっと今は頑張れないかもしれない人がいる」と頭に入れておくのも良いことだと思います。
なかなか「お前もがんばれよ」と言い返すジミー大西のようにはいかないものです。

 それはF1レーサーだった片山右京さんが、以前テレビで話していたことだ。
 ある日、片山さんのところに1通の手紙が来た。それは病気で苦しんでいる少年の母親からで、その少年が大の片山ファンだという内容の手紙だ。
 病室で応援しています!という手紙に感動した片山さんは、帰国した際にその少年のお見舞いに行ったそうだ。
 突然の訪問に当然子供は驚いただろう。なにせ憧れのF1レーサーが目の前にいるのである。談笑し、F1に関すること、片山さんに関することを暫く話した後、勇気をもらったその少年は病気と戦うことを片山に誓った。
  「片山さん、僕病気に負けないよ」「よし、早く元気になれよ。頑張れよ。」そう誓い合って、片山は病室を後にした。

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利口ぶって逆の意見を出すだけだったら誰にでもできます。自分なりの正義感・価値観は他者に対して同じ方向とは限りません。ひとまずちょっと引いて物事を考えるきっかけとなりました。
違う考え方をする人の意見を非難・論破するのではなく、ある程度認めた上で「自分はこういう風に思っている」と意見を提示するやり方をもっとしてゆこう。そうしよう。