駅で「冷やしアメ」と出会った

(リンク)なんでかフラメンコ レッツ甘酒を読んで書きました。
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人生には思いもかけないことがよく起こります。電車に乗ろうとした時、体調が悪く、なんでもいいから冷たいものが飲みたい、本当に何でもいいから買ってきてと脂汗を流しながらベンチにぐったりともたれ、頼んだ後輩が買ってきてくれたものが「冷やしアメ」でした。

駅で、冷やしアメと、であった(ウルルン滞在記ふう)

後輩の顔をじっと見つめ、悪い冗談かどうか確認しました。後輩の顔は「?」マークを浮かべるだけで、べつだん悪気がある風でもなかったので、小声で「ありがとう」と言ってから、意を決してそれを口にしました。なんともいえない甘さと、ほのかに鼻に抜けるしょうがの香り。反射的に後輩の膝あたりに思わず噴出しました。鮮やかな虹を描けずに。「あやややや、バッチイなぁ」と言って逃げる後輩。にくい。胸のむかつきは加速し、せつない気持ちが私を包んでいました。あるていどの需要があるからこそ、商品は存在するのでしょう。しかし、冷やしアメはおそろしく喉ごしが悪い。

その駅にでは性交を行うカップルがいる気配もなく、過剰にふざけている学生と、線路の向こう側に見える空手の道場で練習する、屈強な男たちの姿ぐらいしかみあたりません。ちょっと休むから先に行ってと言ったけど、真に受けて本当に先に行った後輩を軽く呪い(500円分ぐらいの不幸を)ながら……そんなことを考えていると、過剰に心配してくれる駅員が現れ「大丈夫ですか?背中に乗ってください!」と言われ、抵抗できずに背負われ、はねるように階段を下り、駅長室で寝かされたのもいい思い出です。その後、トイレにいったらスッキリと治りました。
需要という言葉を見たり聞いたり考えたりすると、どうしてもソフト・オン・デマンドという言葉を連想してしまいます。


商店街でおっちゃんやおばちゃんがコップにひしゃくですくって売ってくれる「冷やしアメ」は関西特有のものなのかな。小さな屋台ふうの店舗や、駄菓子屋みたいなところで、冷コー(アイスコーヒー)、グリーンティーなんかと一緒に売っているのだけれど(一杯50〜100円)。果物を売っているお店でミックスジュースとかもあんまりないのかな。
(リンク)ひしゃくでこんな感じに冷やしアメをすくってくれます(画像あり)


リンク・ソフト・オン・デマンドってのはこんな感じの会社。
ナナっていのはいいね。ナナへの気持ち。