トーク・トーク

親しい人と電話をしていて、ふとお互いがなにも話さない空白の時間ができた。それから一拍おいて、「最近の月はとても丸くてきれいだね」という話題を相手が話しはじめたのだけれど、その時になんともいえない違和感を感じた。私も相手の言葉に合わせ「十五夜、十六夜だからね」とぼんやりとしかもっていない知識で話をするのだけれど、上滑りするような悲しいような心持ちになった。
相手は別段なにも考えずに話しているのかもしれないけれど、仕事相手と一緒にいるときにするような、お互いにさして興味のない会話をしても無意味だと思った。すべての会話に意味を求めるようなことは決してないし、くだらない時間つぶしの会話は大好きなんだけれども。会話の中に空白があっても別に気にする必要はないのに。つまらないきっかけで変化した距離を実感してしまう。
ふと空いた、会話のなかにできた空間を無理に埋められたと感じたというだけの話。月の話でも、天気の話でもなく、近しい人間同士の間で、会話するための会話はかなしいという話。

Weezer - Undone(Accoustic Ver)
※Features the poetry of Timothy "Speed" Levich in between the usual lyrics.
Weezer - Velouria (Pixies Cover)
Weezer - Tired of sex(demo ver)
Weezer - Island In The Sun

Undone Sweatersong

（サビ）
If you want to destroy my sweater　/僕のセーター台無しにしたいなら
Hold this thread as I walk away　/僕がいなくなるときに毛糸つかんでおけばいい
Watch me unravel　/バラけていくのをみていたら
I'll soon be naked　/すぐに裸になって
Lying on the floor,　I've come undone/床にゴロゴロするぜ