おいしい目薬、まずい目薬

目のアルバム。ラーズ+8

最近、目がどうも痛いと不調を訴える子に、「目薬持っているから、コレ使いなよ」と私の鞄の中から目薬(サンテクール)を出してすすめると、
「それ、まずいから嫌だ」
そう言って使うのを拒否されました。ちょっとした衝撃でした。
まずい?“しみる”“体質に合わない”なら納得はできるのですが、目薬の味については考えたことなかったです。
もしかして私にも味が分かるかもしれないと考え、ちょっと多めにさしてみました。一生懸命に感じようとすると、かすかに、雨上がりの鉄棒に似たような風味がしているような… 分かりません。しかし、うどんを鼻から食べたり、目から牛乳を出したりもできるのですから、目から入った目薬が、舌の上までやってくるのかもしれません。これはある意味「超感覚」といえるのではないでしょうか。

確かに、Googleで探してみると、かなり少数ですが同じように感じる人もいるようです。

目薬に苦労してます。
私はコンタクトなんですけど、かなりのドライアイでつらいの。
しかも、大して大きくない目なのに、すぐゴミが入る!
猫が家にいるせいで、目の中に猫の毛が入ることもしばしば。
しかも、結膜炎があって目がかゆい。
コンタクトはしない方がいいくらいなんだけど、ないと見えないし〜。
今は安いのもあってマイティアを使ってるんだけど、差してもあんまり効果ないんですよね。
かゆみ止めを考えて、アルガードを使ってみたんだけど、これは、まずい…。
目薬のまずいのって、目薬差してしばらくしたら、へんな味がしてこないですか?よって、気に入らなかったんです。

推理:
五感(視覚・聴覚・身体感覚・臭覚・味覚)には、神経の介在が必要なはずですが、涙腺は喉につながっており、目→のど→液体の目薬がのどの中で揮発する→それが口の中まで上がり、舌の上にちょっとつく→味覚的にまずいと感じるのではないかなと推理します。さて、どうでしょうか。