雨が降る前のにおい

言葉ではうまく書けないけれど、空気が砂の味みたいになり、ちょっと重さを感じる。夜中でも、急に雨が降ってきたら夕立になるのだろうか。にわか雨か。

あざけり先生、天才チェスプレイヤーを破る!
といってもチェスではなく、ドンジャラの話。かつて冷戦時代に世界チャンピオンに輝いた、ブルックリン生まれの天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーが愛知県豊川市で日本人のおばさんとちいさな犬と暮らしていたのだ。そこで現在、7月のミュンヘンで開かれる世界大会に向けてトレーニング中のあざけり先生とたまたま対面、話が弾み軽くドンジャラ(怪物くんドンジャラ)に込められた無限の可能性について語り合っているうち、なぜか対局となってしまった。もちろんフィッシャーがあざけり先生にかなうはずもなく、あざけり先生が圧勝した。決め手は三色魔王の使い方にあったのだが、それはまた別の話。対局中にあざけり先生が呪文のように繰り返す「念力集中ピキピキドカン」にあてられたのか、対局後、フィッシャーはぐったりとして動けなくなってしまった。後のインタビューで「もう疲れたよ。アメリカからは逃げられないことをこのドンジャラが教えてくれた。あざけり先生はすごくブリリアントな相手だら。でも次に対戦するときは、できればチェスで勝負したいら。」とコメントし、静かに豊川を去った。あざけり先生が次に彼を見たのは、テレビのニュースで逮捕される彼の姿だった。そのときのテロップには「まぼろしのチェス・プレイヤー、ついにチェック・メイト」とあった。

あざけり先生の表と裏
TVなどでおなじみの社長、あのあざけり先生が、我々取材陣にその成功の秘訣を明かしてくれた。…「まあ基本は会話だよ。私、ホントは傷つきやすくなんかないんだけど、わざとああいう風に言ってるんだよ。愛されるたかったんだ」…「えっ、それじゃマグマじゃないかって?まあマグマと言われればそれまでだけど、今の時代、テレビなんて99パーセントヤラセだからね。ガチなのはノアぐらいしか思いつかないよ。それを見て視聴者は喜んでくれるんだしさ。でも、やらせでもショッパイ事しちゃうヤツいるしね」…「あっ、そろそろ時間?じゃあ、僕は収録があるのでこの辺で」…「はい、この最新型パソコンでしょー、このプリンタつくでしょー、そしてなんとデジカメまでつけちゃう!いいですよー、これからの運動会シーズンとか〜。これ全部で199800円!分割手数料は…。あざけり先生氏は明らかに裏と表がある人物だということ我々は知った。

この記事は、日刊あなたというサイトで作成されたものをちょっぴり加工してあります。

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