The Tomato & the Big Apple


アムステルダム在住のアルウィン・ファン・ハームストラ(Alwine van Heemstra)がオランダ文化放送の後援を受け、作成したmp3ファイルです。本当に興味深い。


(てきとうにざらっと。本当に適当だよ)
人々がニューヨークのような人口密度の高い場所で生活するのは、けっこう大変そうに見えます。そこで生き残るためには、一生懸命働かなければ首にされてしまいます。でも都市は大きな夢を持つ人々を磁石のように引きつけます。その様子を音として切り取ることはできないでしょうか?
ニューヨーカー。それらは都市で生まれたか、成功を求め、遠い昔にこの場所にやってきました。人々ははそれぞれ生き残るためにストレスを抱えながら、からまってどうすることもできない愛憎半ばする感情を持ちつづけています。

都市はサバイブしようとする人間の体によく似ています。腸にいるバクテリアのような存在である800万人の人々は取り込んだものから重要なものを取り出し、不要なものを捨て去ります。
都市を人間の体とたとえるのなら、排水を集め、それを肥料へと加工し、農民たちに売っているというシステムを持つ、ニューヨークの廃水処理施設が一番ぴったりときます。
特にトマトはこの肥料によってよく育つものとして知られ、廃水から作られたトマトがまたニューヨーカーの口へと戻ってゆきます。これが「サイクル(循環)」です。

このドキュメンタリーに関して、私はニューヨークに出荷するフロリダのトマトを選びました。
それは私を違う方向へと運んでくれ、そのとき以来、廃水に対して以前とはまったく違う考え方を持つようになりました。

視聴(ストリーミング)もしくはダウンロードすることができます。でも正直、女の人がしゃべっているだけなのでつまらないかもしれません。かなり興味を惹かれた人だけどうぞ。
(リンク・英)http://www.transom.org/shows/2004/200406_tomato.html
(MP3ファイル直リン)http://www.transom.org/sounds/2004/shows/20040625.vanheemstra.tomato.mp3
関連URL: @ニフティ翻訳・北部廃水処理施設