病院めぐり

朝一番の病院は、バーゲン前の百貨店によく似ています。まだ開かないドアの前で待つ人々はお互いのパーソナルスペースを尊重して、一定の距離を保っているけれど、開門まで10分、5分となってくるとじわじわと距離が縮まり、蒸し暑い事もあって、なんともいえないにおい*1がその場に充満する。扉が開く瞬間を待ち、ついに突入のGOサインが出される。看護士さんが自動ドアをゆっくりと手動で開けながらヒステリックに「押さないで!」と甲高い声でちいさく叫ぶ。体を押されながらも、必死で体勢を立て直し、目標地点へと向かう。小走りでちいさなおばさんと競り合いながらなんとか着いた受付で思い出したことは、朝一番に予約したということでした。意味がまったくない。
体の中でどこに炎症が起きているのかがさっぱりわかりません。七月から森之宮の府立成人病Cにゆきます。*2

*1:悪臭とも言い切れない

*2:穿刺じゃだめなので極細径気管支鏡