フィジカルヘルス日記

朝早くに病院に着き、体中をアルコールで拭かれたり(かなりスースー)幼稚園のスモッグ風のもの(ぶかぶかウェア)を着せられたり大忙しでした。
体の何箇所かにペンで印をつけられ、安っぽい罰ゲームみたいななりにされ、冷たいベッドの上に置かれると、さすがに看護士さんたちと交わす軽口も消え、ちんまりと待っていました。もし治療の途中でオシッコに行きたくなったらどうしようと看護士さんに質問すると、いい笑顔で「ジョローンとやったらいいのよ、気にせずに」と言ってくれました。

担当の先生は、美人のナマズといったルックスのふっくらとしたお医者さんです。手心を加えてもらえるように「スーパードクター、頼みます」「西のブラックジャックによろしく」などと空回りする言葉(さすがに動転していたので)と「首尾よくやったらおいしいケーキを差し入れる」などと、甘い言葉と物で牽制しました。
美人ナマズはにっこり笑って「保険治療の点数内で全力を尽しますよ」「これ以上の成長は必要ありません(自虐的)」との言葉。軽く不安な気持ちにさせられました。

めったに経験できる事じゃないから、デジカメで写真を撮ろうとデジカメを手にしていたのですが、研修生の子に中で使うのはやめてくれと真顔で怒られました。「こっちも金払ってるんやからええやんか」とは言えずに(小心者なので)「そしたら、手術室に入る前まで」と交渉し、結局手術室の前で先生や助手の方たちと記念撮影(3パターン)するだけに終わりました。

入室直前(フロム移動ベッド)
hospital

診断結果
石灰化に陥りつつある結節を散見、そこは問題ない(知らない間に気胸を三回ほど発症→自然治癒)
腫瘍影が散見、「思いきってサクッと悪そうなところは切除できませんか?焼き切るのでもいいし」と提案するが、「大丈夫大丈夫」と回答を保留されました。
大変そうだけれど、思ったよりもひどくない感じでした。