ありがとう(輪っかになったお札を夢みて)

こんにちは。ずいぶん元気になってきて、肉や魚、畑になっている野菜なども積極的に食べている私です。一日一トマトです。気持ちモリモリしてきました。ジャムの蓋を開けたり、パンを焼いたり、栓抜きをしたりと活躍しています。
病院にいる間、全くパソコンに触れなかったわけではないのですが、パソコンを滅菌消毒した際、キーボードに水分が入り込んだらしく、文字を打つことができなくなり、すべての文字入力をコピー&ペーストで行うという、軽い試練を与えられ、病院のベッドで寝っ転がり、小声で静かに毒づきながら検索などをこなしていました。自業自得とはいえ、そんな状況はかなりのストレスです。写真の少ない軽いページか、携帯電話用のテキストモードぐらいしか楽しめませんでした。
病院の中に入っているといっても、基本的にはなにもすることがありません。闘病といっても、基本的にはほぼ寝ているだけ。そこでゆっくりと休めばいいのですが、体調が悪くても、発熱していないとただベッドに寝ているだけでは飽きてきます。そんなしんどいときは、横谷さんというおじいさんが編み出した、足をあまり高く上げない(ほぼすり足)「ラクチン歩行術」を使い、スタスタ出かけました。
しわしわでもうダメになりそうな老人たちは、やたらみかんと飴をくれ、仲良くしてくれました。でも、病院にいる間は今日と明日がぼんやりと淀み、繋がっているようで、無為に過ごしていることに無感覚になる自分を感じて、なぜかひどく焦りました。あっという間に一週間たっていたりもします。私は病院という場所が好きではあるけれど、自分に関しては限界まで通院で済ませたいと考え、医師と相談してなるべく尊重してもらっています。
ここのホームページに自分の好きなURLや写真を貼っていたのは、昔からの友達に「こんなところ見つけた」とお互いにメールで教えあっていたのを、いちいちメールに書くよりも簡単だからと始めました。それで、今度は私のためになにか書いてくれよと頼んだら、ほとんどホームページをやったことのない二人ががむしゃらに更新し始めてくれて面白かったです。でも今は、そんなにやる気満々なら、自分でやってくれと思うようになりました。ちょっとがむしゃらに暴走するのが玉に瑕だな。それに、誰がここを書いているのかわかりづらくもありました。
私が用意したid(はてなダイアリーを使うための名前)を使って二人が更新し始めてくれましたが、ペンネームをつけるだの、ホームページの本を買っただのと大変だったそうです。
その二人にヒントを得て思いついたのが、いつも楽しみにして読みに行くサイトの人も、彼らと同じように私の場所で書けるようにしたら面白いだろうなと考えました。しかしながら、はてなダイアリーにおける人と人との距離感が私には把握しづらく、こっちがよく読みに行っているけれど、よくよく考えると交流はしていないな…とか考えながら、まあ、この人は大丈夫だろうと勝手に踏んで、最初にharumakiがとぼけた文章を書いてくれました(http://d.hatena.ne.jp/azakeri/20050908/p1)。しめしめだ。なんだか照れくさいけれどうれしく感じました。そしてmk666くん(ロシア人白パン派)が元柳ジョージの追っかけのお母さんについて書いてくれました(http://d.hatena.ne.jp/azakeri/20050910/p1)。柳ジョージは髭がいっぱいぐらいしかわからないし、虎舞竜かと間違えそうだけれどとにかくいいね。
そしてchiyo_vallyさんの「ちよ式」(http://d.hatena.ne.jp/azakeri/20050911/p1)を読んで、心からありがとうと思いました。本当に念力を送ってくれる人と出会える機会は、他の人にはほぼないだろうから。
ブルーノくんの親分、id:mashijunさんの(http://d.hatena.ne.jp/azakeri/20050912/p2)ブルーノ君写真、ありがとうございました。ほんとうにブルーノさんのとぼけた顔にはホッとさせられます。

なんだか今が頑張り時の演歌歌手のように「ありがとう」「ありがとう」と言ってまわっていますが、おひねりは飛びません。

ありがとう、はじめっく。アイキューレイテンイチ。(ブロッグ)名前の後ろに句読点がある場合は、さんや君がつけにくいね。イラストももちろんであるけれども、私は緑色のバックグラウンドが気に入っています。

とりあえず無理やり病院からは出ることに成功したので、経過と、雑菌に神経を尖らせながらのんびり焦って暮らします。一段落ついたら、病気で棚上げにしていた事をなんとかせねばなりません。でも、それも快癒してからの話。


ほんとにもう、死ぬかと思った。