Great Day In Harlem


http://www.actlab.utexas.edu/~horshak/greatday/page1.html
ジャズメンたちが一同に集まった写真というよりも、せっかく写真を撮るからと前列に座っている子供たちを見ていると自然とうれしくなります。

Around ten one morning in the summer of 1958, 57 musicians representing three generations of jazz history showed up at 126th Street, between Fifth and Madison Avenues in Harlem to be photographed taken by Art Kane, a freelance photographer working for Esquire magazine. The photo was eventually published in the January, 1959 issue. This photo also became the basis of a documentary film

(追記)http://www.harlem.org/
sasapongさん、ありがとうございます。
カウント・ベイシー、写真を撮るまでに待ちくたびれてしまったのでしょうか。教えてくださったサイトにはスタイルの違いや楽器別でも分けてあり、とても楽しく見ることができました。この写真を見てから聴くと、音楽から感じられる熱が何度か上がるような気がして、知らない名前を持つミュージシャンの音を聴いてみたくなります。すてきな相互作用ですね。

私がはじめてジャズを聴いてみようと思ったきっかけは、私が小学生の時に滞在していた場所に漫画が少なかったことからでした。
その場所には何度か読んでしまったボロボロのブラックジャックが何巻か、それと「ベッドタイムストーリーズ」というカソリックの教えをやさしく書いたような本、さすがにひねくれていた小学生には内容がぬるすぎ、後は一冊の表紙がボロボロになっていた吉田ルイ子のハーレムの熱い日々という本でした。ハーレムの暮らし、漆黒の肌の人々の写真、そしてやさしいジャズメンたちの話。そこに描かれたゴスペル、ジャズを聴いてみたいと思って、近くにいた大人になにか貸してくれと頼んだのが始まりでした

ハーレムの熱い日々 (講談社文庫)

ハーレムの熱い日々 (講談社文庫)

この本を読んでいると、日差しのとても強い夏の日に、すこしひんやりとした暗い部屋の中にいるような気分になります。格好をつけるわけではなく、そんな場所でそんな場面にいるわけでもないのに、本の中で描かれている場所にいるような*1……


吉田ルイ子 公式サイト
http://www.geocities.jp/ruikoy/
吉田ルイ子 インタビュー
http://www.raichosha.co.jp/mm/00141.html




(Dir)Joy Division
isolation!

(リンク・rapidshare)Marvin Gaye - I Want You


(リンク・rapidshare)Prince - One Nite Alone Live

*1:なんだか変な日本語ですが