コメライフ - ナショナルだけの銀シャリスチームに夢中

"Cooking rice is The shape of love"

最近、私の中で一番熱いもの、それは炊飯です。"炊飯が熱い"というのは、ダブルミーニングでご飯の炊き立てと、炊飯器に熱中していることを同時にうまく表現するつもりはありません。かえってこう書くと、うまいこと書いた自分を、「そんな気はないのにこうなってしまったのですよ」とアピールすることにつながり、無意識に自己否定の言葉を発して、相手がそれを打ち消すことを期待していると捉えられかねないのでは……と何周もまわって理屈っぽく考えすぎてやいないかと心配するぐらいに、シンプルに炊飯をするのが大好きになったのです。


このように思考がグルグル回ってしまうかのごとく、炊飯をする際に上部の蓋に水を注いでセットするシステムを持った"ナショナルスチーム炊き"の機能が十二分に生かされた釜の中では対流熱が発生し、ご飯をふっくらと炊き上げます。実際に中を見ることはできないのですが、おいしいご飯を食べている私は信じています。

"ナショナルスチーム炊き"で炊いたお米を食べる以前/以後では、炊飯生活のありようが大きく変わってしまいました。ナショナルの回し者かと疑われても、ああ、回し者かもしれないね回し者でもいいと*1開き直れるぐらいに自信をもっておすすめできるほど。今回のスチーム炊きに対する極端なプッシュに不審をいだかれたかもしれませんが、アドセンスなどが目的ではありません。そう書きながらもアドセンスになっていることで微妙な気分になるかもしれませんが、そうなのです。小銭なんかいりませんが、小銭は大好きです。いやらしい書き方をして偽悪的に振舞っていますが、書けば書くほどうそ臭くなってくるのでこのあたりで止めます。


今までの私は、炊飯器の保温機能を憎んでいました。忘れっぽい性格ということもあり、中でカピカピになったり、腐らせてしまったり。今思うとそれは炊飯器の機能云々の話ではないのですが。
ミスを避けるため、それと炊き立ての状態に近く保つために、ご飯を炊いたら、すこし蒸らしてご飯を食べ、炊き立てのものを平たい四角形にしてラップで包み、それをまず常温であら熱をとった後、冷凍庫にあるアルミのパレットの上に乗せて冷凍。そうでなければ次善の策としてジップコンテナ(加熱可能な、茶碗一杯分が入るタッパーウェア)を使用。
朝、炊き上げて朝食をとり、四時間後のお昼に食べるとしても、冷凍するという方針を曲げることはありませんでした。なぜなら保温のまま放置してしまうと、蓋付近についたお米はカピカピになるし、温度のせいでご飯が黄色く、苦手な味になってしまうからです。しかし、このナショナルスチームは、スチームによって高温で追い炊きするからなのか、炊き上がってすこし時間が経っても、かなりみずみずしく食べられます。スチームによってお米ひとつひとつの中にしっかりと水分が浸透して、モチモチ感が自分の感覚比で三倍ぐらい持ちます。

"保温を憎むな、熱しすぎる炊飯器を憎め"


スチームのおかげなのか、それともダイヤモンド微粒子がコーティングされた釜のおかげなのか……とにかくみずみずしく炊き上げるマジックによって保温でも、スイッチを切って常温の状態でも以前とは比べ物にならないです。ダイヤモンド微粒子については正直よくわからないのですが、硬度10の悪魔将軍も採用していた熱伝導率が高そうな炭素によるアレです。でも、どうして銅の釜にダイヤモンドが混ぜ込んであるのでしょうか……そんなのだったら釜にワンポイントでピンキーリングにはまっている石のようなものを取り付けたらインパクトがあるのに……と不必要に三点リーダを多用してネガティブな意見を書きましたが、これは大絶賛ばかりでは信憑性がないのではないかという懸念の表れではありません。

当然ですがこれはノンペイドパブです。どちらかといえば持ち出し大。
本気で米ライフが変わります。ネクスト・コメ・ライフ・ウィル・カム(ぬるいキャッチ)

※おもねりでないと書くことによりかもし出されるおもねりグルーブが気になり始めました。

ほめて書こうとすると、すごく文章が書きやすいのですが、うそ臭くなっていないかと常に不安になるのはなぜだろう。

*1:面白げな感じでは言えていませんが