赤ちゃんの体重

こんばんは、インターネットに公開するといっても、誰に向けて書けばいいのかよくわからないので、手紙を書くような調子で書いてみます。上手に書けるとは思えないので、おかしかったら直してください。
何でもよいので書けといわれても分からないので、最近あったことを書きます。
三日前に、わたしたちの共通の知人でもある、ユウに子供が生まれました!明け方の四時半ごろでした。真夜中に携帯が鳴り出して、心臓が痛くなるほどに驚きました(あんなに夜中に電話がかかってきたのは初めて)。ベッドの横の棚に置いてある充電器の場所を真っ暗の中で探してとると、ユウの夫が電話で興奮しながら赤ちゃんが生まれたことを報告してくれました。
大丈夫、健康で、2000ありました。ありがとう。そう言っていました。
わたしからもおめでとう、おめでとうと伝えてくださいと答えていたのですが、わたしがすべての言葉を言い終わる前に切ってしまわれました。他にもたくさんかけるところがあったのだと思います。メモ帳に、生まれたらここにかけてというリストがユウによって作成されていたので、その仕事を急いでしようと焦っていたのでしょう。
切れてしまった電話を充電器に戻して、もう一度寝なおそうと思ったのですが、二度寝が苦手な性分なので、パジャマのままでお湯を沸かして、ご飯を炊いて出社までの間を過ごそうとしました。外は明るくなってきていたので、カーテンを開けただけで電気はつけません。
沸いたお湯でほうじ茶をいれて、それをのみながらちょっと考えました。ユウがお母さんになったというのはなんだか不思議な気がします。ユウの夫にはなにも言いませんでしたが、赤ちゃんの2000というのは体重の話で、それが健康の印なのだとぼんやりとしか理解できませんでした。わたしは赤ちゃんを産みたいと思ったことは今までありませんでしたが、体重の話がぼんやりとしかわからないというのは、なんだか悲しいような気がして、泣きそうではないですが、よくわからない胸の痛みになりました。キュッとするような。
ユウに赤ちゃんが生まれたというのに、大きな声で笑うというのではなく、なんだか悲しい気持ちになったことが悲しかったです。
せっかく書いたのに、悲しい話になってしまってごめんなさい。
早く起きて炊いた、炊き立てのご飯がとてもおいしかったです。珍しくみそ汁も作ったのですが、鍋においたまま会社に行って、帰ってきたら悪くなっていたようで、もう一度火にかけたのですが、怪しかったので捨てました。
あなたたちは赤ちゃんの体重がどれぐらいのものか知っていますか。会社でふと聞いてみようかと思ったのですが、嫌な言葉が同時に返ってきそうなのでやめました。
別にすごい悲しかったとかそういう類の話じゃないので、ぜんぜん気にしないでくださいね。また今度いい話(出会い等の話)をしますね。
リツ。