夏が来たとき

なにをきっかけに実感したのかと考え、書いてみようと思いました。

夏がきた、ということを、実感する能力があるのではないかとかんがえた。子どものころ、わたしはもっと夏を実感していたようにおもうのである。夏休みのあいだ、わたしは毎日、「夏だなあ」としみじみ感じていたし、あたりを見回すと、もうすべてが夏、どこを見ても夏だらけであった。その感覚が今、失われているのは、あれがひとつの能力であったせいではないかと、ついかんがえてしまうのである。

年をとると、実感能力が減退するって?私の夏実感能力は(方向性は違うにしても)一味違うぜ、すばらしい感受性で、それはもう鮮やかに感じまくりだ・・・・・・そう思った瞬間、自分の内部にはなにがあったっけ?それを確認してみると、蝉?暑さ?などの分かりやすい、記号的なものしか浮かばなくて、自分に心底ガッカリさせられました。そんなはずはない、もっとなにかあるはずと、無駄に掘り下げていくことにしました。自分のきっかけはとりあえずおいといて、他の人のきっかけはどんなものがあるか?という疑問が発生。とりあえずそっちを問いかけて、後で自分のものと比較してみようと思いました。ないなとあっさり思った人も、ちょっとだけまた考えてみてくれるとうれしいです。

ここを読んでくださっている方、どれだけ小さなことでも、短くても(暑くなったからというような感じでも)、ぬるい文章でも、黒くても、ネガティブでも、誇らしげでも、もちろんエロくても政治的でも切り株っぽいものでもニュース風でもイラストでも写真でも構いませんので、気軽に教えてください。
こんな風に、「教えてください」と書いてはみたものの、自分の人望のなさにより、残念な結果になっても気にしない準備は完了しています。どうぞダルかったらスルーしてください。と先回りして書いていますが、これは強がりで、実際はけっこうヘコみ、やるせない気持ちになりがちなのでよろしくお願いします。
思いつくことはなんだか寂しげなことばかりですが、私も書きます。

メールでも、コメントでも、ブックマークでもトラックバックでもなんでもOKです。でも、もし自分がこういう文章を読んでも、書いてみるかどうか考えると、書く確率は10%程度しかありません。こうしてやる気を溢れさせていないというところで敷居を下げるという効果を・・・・