チーズケーキ日和


暖かくなったと思ったら寒くなり、やっぱり冬はやっぱり冷え込むからと思って厚手のコートを引っ張り出したら暖かくなったりする今日この頃、寒いし疲れているとすべてのことが面倒になるような気もするけれど、できたてのお菓子が食べたいな…… そんな時にはハードタイプのチーズケーキを焼くのが一番!ということで、手を抜きながら焼いてみました。




実際の作業時間は30分程度で済み、後はオーブンに放り込んで遊んでたらいいのでけっこう楽チンです。作りながら適当に洗い物が片付く感じでGO。大まかにいうと

1.チーズケーキの台を作る(五分)
2.クリームチーズを混ぜる(十分)
3.焼き上がるのを待っている(三十分)
4.片付ける(五分)
5.冷えるのを待つ
(追記:焼き上がった直後は、ケーキの真ん中の部分がお前そんなに盛り上がって……なにか失敗したのだろうか?と餅が焼けたような感じになり心配するかもしれませんが、すぐにスッキリと落ち着くので焦らずに待ってください)
材料

クリームチーズ部分

(追記)フィラデルフィアクリームチーズは250gあります。200gのチーズもありますので、その場合はてきとうに減らしてください

  • 卵 二個
  • 砂糖 100g*1。ヨーグルトなどについてくる砂糖を戸棚に眠らせていたら、ちょうどいい機会なので使いましょう。袋に内容量が書かれているので使いやすいですね。

あればバニラエッセンスとか(レモン果汁やポッカレモン、オレンジを追加しても良いかも)

さくっとおいしい台

  • パン粉(クッキーを細かく砕いたものとかでもいいと思う)2カップ
  • はちみつ 大さじ2程度
  • バター80g(マーガリンでも全然可)

用具
-耐熱皿(適当な大きさで。平皿のがいい)

  • ボール(鍋でも可) 一個か二個
  • オーブン
  • 計量コップと計量スプーン

以上

まず、大きな入れ物にパン粉2カップを入れて、ちょっとだけ電子レンジに入れて溶かしたバターを投入、蜂蜜も加え、手でわっせわっせと混ぜる。バターや蜂蜜の力でちょっとさっくりしてきたなと感じたら、耐熱皿にパン粉+蜂蜜バターを敷き詰める。手で混ぜ始める前に、オーブンを180度にするための予熱を始めてもいい。
チーズケーキの台さっくりしてきた台


180度で13分ほど焼くと、こんがりしてきます。それぞれの家のオーブンによって時間はムラがあるので、なんとなくきつね色サックリするまでと思っておいてください。
サックリきつね色



台をオーブンでこんがり焼き始めたら手が空くので、使った用具を洗ったりした後、クリームチーズを取り出して、そいつにかかります。

クリームチーズをトロトロにするのですが、なかなかすぐにクリームチーズが溶けてくれないのでじれてきますが、へらを使ったり泡立て器を使ったりしながら、泡立て器の中に入り込んだクリームチーズを掻き出したりしながら、好きな音楽や、録っておいたのに寝かせすぎな番組を見ながら混ぜるといいと思います。
クリームチーズの中に、さとう100gと卵二個を、ワイルドに投げやりに投入します。
なかなかトロトロにならない


がんばって混ぜました。本番の焼きは160度で35分程度かかります。今のうちに予熱をしておきましょう。

この頃にはもうチーズケーキの台は焼けているので、そこに流し込みます。160度で35分程度
チーズケーキの台は焼けているので、そこに流し込み


焼けました!
ベイクドチーズケーキ

焼き上がり落ち着くまで待たずに食べたので、しっとりしたチーズケーキの写真はありません。おいしかった!しっかりとしたチーズケーキ、作るのも簡単なので(耐熱皿とオーブンがあったら後は適当なものでつくれます)もしよかったらやってみてください。
できあがったものにベリー系のジャムとかアイスクリームを一緒にしてもおいしい。


私のやり方でチーズケーキを焼いてくれた人たちがいて、クックパッドにレシピや写真を公開する人たちはこんな感じでうれしくなったり、コミュニケーションを取るんだ……という発見をする事ができてとてもうれしく感じました。

私が作ったものよりもかなりきれいな、光をふんだんに使用した写真に対して、いいな……なんかずるいな(何にたいしてなのかはさっぱりわかりませんが)と感じました。
そんなにキチンとしたらずるいよ…… でも、ありがとう、いい薬です。
今日の私の昼食は、生まれて初めてアンコとご飯を一緒にしたアンコご飯でした。おはぎみたいになるかと思ったのですが、全くそんな雰囲気はなく、二度とやらないでおこうと思ったね……

はてなモテそうな男的昼食出し - sekibang 1.0
"本日のランチはイタリアン。前菜にはほうれんそうとカリカリベーコンのサラダを作りました(サラダほうれんそうを適当にちぎって、オーブンでカリカリに焼いたベーコンをふりかけ、粉チーズ、塩、オリーブオイルで味付けておしまい"

ミキサーでガーってやるというのはとても仕上がりがうまくいく上、手の力を使わないでいいのでよい方法だと思いました。私は、ミキサーを使った方が楽だと分かっているのに、どうしてもミキサーのガーッと回すところや、器の部分を洗わなくてはいけないな……という無精さから来るプレッシャーに負けてしまうのですが、次回こそは……

http://d.hatena.ne.jp/okoshiyasu/20080127/1201449514
"もっこりしてたのに、だんだん真ん中が沈んで行ってしっとりチーズケーキの風格を漂わせ始めました。"

ファットな土台と、略しすぎなぐらいに略されたメッセージが載せられた、しっかりしたチーズケーキ。仕事ばかりでいやになる時でもそれほど手をかけずに作れるという一番の利点が生きる!

http://d.hatena.ne.jp/KaKa/20080127/p1
"濃厚 クリーミイ どっしり力強いおいしさ
はちみつの台、カリカリざくざくしていて香ばしい
"
埼京線チーズケーキ

ふじわらさん、ありがとう!土台を作る過程にある、"クッキーをくだくところは、お父さんがやっとけばいいよね"というくだりが特に素敵でした。

# バターないからマーガリン(バター風味)
# 蜂蜜ないからパンケーキシロップ(メイプルシロップ風味)
# ダマになってたけど気にしないで焼いた

*1:甘いものが苦手な方でも、あまり減らさない方がいいと思います。料理の時、私はどうしても砂糖などの糖分を控えすぎるせいで、どうにも頼りない仕上がりになってしまうことが多いので、似たような考えの方がいるかもと思って追記しました